「あいくる」の利用状況を調査しました。ここは、子育て講座の開催や乳幼児の一時預かり、小中高校生の集いの場等、子ども達の健全な育成を願う施設となっています。屋上には燦々と陽の当たる広場があり、7階には音楽室や工芸室、学習室があります。視察当日、多くの乳幼児連れの家族が来場されて育児講座を受講されていました。
市内には多くのNPOやボランティア団体が活動しています。「あすみん」はその活動の情報発信や各種講座の開催、会議室や資料作成のための印刷機や製本機などの提供を行っています。また、法人の新規設立のアドバイスや各種相談にも応じ、市民公益活動をサポートしています。
平成28年4月に、福岡市、春日市、大野城市、太宰府市、那珂川町の約60万人を対象とした、共同可燃ごみ処理施設の新工場(春日市下白水)が建設されました。新工場は焼却炉が2基から3基となり、より効率的な焼却ができ、また焼却熱を利用した発電能力は5,000KWから16,700KW(約21,000世帯の年間消費量)と大幅な伸びを実現しています。また、最新の濾過式集塵機や排ガス洗浄装置などを導入し排ガスに関しても、より環境に配慮した人に優しい工場になっています。
現在、福岡市には硬式野球場が少なく、高校野球の開催など、市民から新球場建設の要望が多くあったことから西区の今津運動公園内に建設が始まっています。予定では平成30年に完成し、5,722人収容できる球場で、両翼100M、センター122Mと高校野球の公式戦が行える球場となっています。視察して感じましたが、ほとんどの来場者が車を利用するのに、駐車場がバス8台、普通車235台分しか専用で用意されておらず、満席に近い状況では絶対的に不足することを指摘しました。利用者の利便性を考え、今後、整備計画の変更を求めていく次第です。
福岡市では『福岡市内の公共建築物における木材の利用促進に関する方針』を策定しており公共建築物の木造・木質化を進めるなど、市産材の利用拡大を目指している中で、福岡市森林・林業・林産業活性化促進議員連盟として木造構造建築物の視察を行いました。 伊万里木材コンビナート(佐賀県伊万里市)の中国木材株式会社伊万里事業所での視察では、広大な敷地で木材の製材(ムクボード)・集成材の製材をしており同時にバイオマス発電所を併設して木材も廃材も極力排出しないような工夫がなされていました。 見学中、工場内が温かく感じましたが、従業員さん用の暖房ではなく、木材の為の暖房というのが品質管理を感じる話でした。
三加和小中連携校では、小学校の校舎と体育館兼講堂(建築面積2,145.80㎡、総工費は6億3千万円)を視察しました。 校舎・教室内も木材(県産材)で創られており、木の香りが心地よく暖かく感じられました。 特に体育館兼講堂では、骨組みにも内装にもふんだんに木材を使用し、通常の体育館よりはコンパクトに感じられるものの、館内は暖かく木のぬくもりを感じる素晴らしい建築物でした。
国内線は1日372便(発着)、国際線は週616便(発着)就航しており、羽田、成田に次ぐ発着回数17万回を超える国内第3位の空港です。 滑走路が1本のため遅延、待機が発生し利便性向上が課題となっています。 今後、誘導路二重化及び国内線ターミナルビルの再整備後、滑走路増設工事着手となります。(平成37年3月31日供用開始予定)
皆様のご意見、ご質問、ご感想、ご主張、ご要望をお気軽にお寄せください。